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執筆者の写真上川達矢

身体を意識しすぎたら動けなくなる 運動学習について

更新日:6月11日

こんにちは代表の上川です


トレーニングをやっていると

●●を意識して!と言われることも少なくないと思います


でも、●●も●●も●●も意識して!

と3つぐらい言われたら、もう頭の中はいっぱいいっぱいで

動けなくなりますよね?


そんなお話をしていきます


運動学習の3段階


そもそも新しい動きを学習するのには段階があります


認知→連合→自動化


これが運動学習の段階です



認知


認知という段階ではまだ運動は非効率で

多くのことを意識しないと再現できない状態です


最初に教えてもらったときはこの状態ですね


この段階ではまず見本をしっかり見て

自分でそれをやるにはどんな感覚でやればよいのか

想像するのが大事です。


この段階でも、運動の引きだしが多い人は

そうでない人と比べて感覚のイメージがしやすいです


例えばスクワットを例にすると

・つま先と膝の向きをそろえる

・股関節から動き出す

・おしりに効かせる


みたいにいろいろ正解をそろえていかないといけない段階ですね


連合


連合という段階では

少ない意識で効率的に目的の運動を再現することができるようになります


スクワットを例にすれば

・おしりに効いてたらOK


ぐらいのざっくりイメージで

形はすでにできているような状態です


この段階では見本を目で見るということから離れて

自分の体の感覚に目安をつくるのが大事になります


外見的な正解ではなく

感覚的な正解がなるべく素早く出せる状態を目指します


自動化


自動化という段階では

ほとんど意識せずともその動きができる状態です


スクワットで例えてきた流れでいうと

他の運動をするときに

まずスクワットの姿勢を作って、そこからこう動くよ


みたいに

もう何も言わずとも当たり前にできる段階です





まとめ


ざっくりと運動学習についてお話しました

トレーニングを教わっていると

認知段階ばかり経験することが多いのではないでしょうか


適切な反復がなされないと

連合→自動化までは進めません


指導者の指示に頼ってばかりいたら

いつまでたっても自動化できない

これはよく起こる現象です


トレーナーがいないとできない


これではその運動ができているとはとても言えません


まずはしっかり見本を見て

自分でやるならどんな感じか想像する

やってみて修正する

意識しなくてもできるようになる


これを繰り返して

あなたの動きの引き出しがたまっていきます


そうすると次に新たな運動学習をする際に

他人より早く認知段階を通り抜けることができます


いつまでも何かを意識してやらなきゃいけない

そんな運動をしてしまっている人は

現在得意なものから

自動化までもっていって


少しでも動きの引き出しを作っていきましょう



LOAFER

代表 ウエカワタツヤ

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