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中村

パワープレートはなぜ作られたの?

更新日:6月11日

こんにちはパワープレート担当の中村です。 ふと思ったのですが、この記事を読む方の中には、 「そもそもパワープレートがなぜ世の中に出てきたのか」 と言う事を詳しくは知らない人もおられると思います。 そこで、今回は「パワープレートはなぜ作られたのか」 について少し書いてみたいと思います。

世の中に製品や商品が出てくる際には 何か目的があって開発されてると言えます。 しかし、世の中に役立つ素晴らしいものもあれば、 ただ単にお金儲けだけのために作られる粗悪品もあるので、 必ずしも良い製品や商品ばかりではないのはご承知の通りです。 ではパワープレートは 「いつ」「何のために」作られたのでしょうか?


少し歴史を列挙してみます。

 

・19世紀後半:最初の振動器具が発明される ・1960年:振動トレーニングがドイツで発見される ・1970年:ロシアが宇宙プログラムに振動トレーニングを取り入れる ・1989年:ベルリンの壁崩壊後、振動トレーニングの知識が広がり始める ・1999年:オランダのオリンピックトレーナー「グース氏」がパワープレートを開発依頼 ・2000年:グース氏がオランダ市場にパワープレートを紹介 ・2006年:Jリーグの鹿島アントラーズが導入して3連覇を達成する ・2010年:パワープレートは120か国以上で紹介されている

 

上記のように、人類が宇宙へ行く際のプログラムに、 振動トレーニングが必要なものと考えられました。 その後、1999年にオランダのオリンピックトレーナーのグース氏が 「振動トレーニングが宇宙飛行士のためだけではなく、 アスリートのトレーニング用としても大いに役立つので是非製品化して欲しい」 とオランダの企業へ依頼してパワープレートの誕生となったそうです。




思えば、数十年前に人類が初めて宇宙へ飛び出して、 月面に第一歩を踏み入れたのはとても輝かしい功績でした。 ところが地球へ帰還した当時の宇宙飛行士たちは、 達成感や安堵感からか全員が笑顔ではありましたが、 インタビュー会場で椅子への立ち座りが辛そうな映像が映し出されていました。 映像を見ている人の中には「いったいどうしたの」と感じた人もいたそうですが、 もちろん現在ではただ単に「立てなかったから」だとわかっています。


これらの事からもわかるように、 日頃私たちは意識していませんが地球には重力があります。 簡単に言うと重力は 「地球上の物体を地球に引きつけようとする力」です。 「万有引力」の方が耳慣れしてる人もいるかも知れません。 例えば、 ジャンプすると必ず地面に着地しますし、 階段を上る際にも体の重さを感じる事もあります。


ところが宇宙で作業をしている宇宙飛行士は フワフワと上下左右が関係のないような ゆった~りした動きの映像からも重力を感じていないのがわかります。 今更言うまでもありませんが、これは宇宙に重力がほとんどないからです。 そんな空間で数日~数カ月も生活していると、いったい体はどうなると思いますか? 筋肉や筋力は必要ないと体が認識してしまうため、どんどん痩せてしまいますよね。 その状態で地球へ帰還すると、


当然ですが筋肉・筋力だけではなく平衡感覚もおかしくなっているため まるで数十㎏の重りを常に背負ったような感覚での生活をしなくてはなりません。 まるで、ぴょんぴょん跳ねられ若い元気な体から、 「よっこいしょ」と思わず声をだして椅子から立上るのもふらふらする 高齢者の体へと一気に老化してしまうような感覚です。 想像するだけで「とてもしんどい」と感じるのは私だけではないと思います。 となれば、少しでも地球の重力に慣れた生活をするために、 「重力を感じさせるトレーニングすれば体が早く回復する」 とういう仮説を立て様々な研究や実験を通して高速振動マシンが開発されたのは 本当に素晴らしい事だと言えるのではないでしょうか。



簡単ですが今回は 「パワープレートはなぜ作られたの?」というお話でした。

今回はここまでとします。

次回は「パワープレートの愛用者はどんな人?」を記載します。



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